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「T-PEC(ティーペック)」の皆様と、セカンドオピニオンについての対談

2月14日は、【セカンドオピニオンの日】

皆さん、「セカンドオピニオン」についての方法など、分かりますか?

がんと診断されてから、多少なりとも患者さんはパニックになったり、
手術や治療方針だけでなく、仕事や将来について、全てを一気に考えなくてはならず
混乱してしまう方も多いのではないかと思います。

そうした中で、自分が何を悩んでいるのか、どういったものが必要かなど、
「情報の交通整理」が必要な時、専門的な知識を持った方へ相談できる電話相談を
行っている会社が、T-PECです。

生命保険に加入すると、最近では加入者が電話相談ができるもの(付帯サービスといいます。)があり、そうした保険会社の80%が、T-PECを窓口として使っています。
 

けれど、いざ、自分が病気になった時、
「これって電話して聞いてもいいのかな…」と、躊躇してしまう人も多いようです。

がんと診断されてから、どういった流れでセカンドオピニオンを行うのか?
実際に、セカンドオピニオンをした藤森が、お話をさせて頂きました。
 

自分で探す? プロに頼む? どうするセカンドオピニオン

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セカンドオピニオン手配サービス、24 時間電話健康相談、メンタルヘルスカウンセリング等の健康支援サービスを 提供するティーペック株式会社で対談インタビューをしました!

 

どうしていいかわからず
セカンドオピニオンを諦めてしまう人も

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――――― 藤森さんと花木さんはがんを経験されていますが、セカンドオピニオンについて、どうなさったのか教えてください。

藤森:私はセカンドオピニオンを自分で手配しました。治療のために紹介された都内にある病院のドクターとあまり相性がよくなかったので、セカンドオピニオンを受けることにしたのです。手順など何もわからなかったので不安はありましたが、とにかく自分で調べてやってみました。

病院の受付でおそるおそる「セカンドオピニオンをとりたいんですけど」と言うと、「どこの病院ですか?先生の名前は?紹介状を書くので名前がないと困るんですよ」と威圧的な態度で返されました。病気になっただけでもつらいのに、さらに病院でも嫌な思いをさせられるなんて、と悲しい気持ちになりました。
 

遠藤:それは大変でしたね。

 

藤森:今、私はC-ribbons代表理事としてがん患者さんたちから相談を受ける機会があるのですが、大半の方はセカンドオピニオンを受ける手順を知りませんし、どこの病院に行けばいいのかもわかりません。

私もそうでしたが、診断直後は自分の病気や治療のこと、仕事のこと、人生のこと、いろいろなことで頭がパンパンな状態なので「もうセカンドオピニオンは受けなくていい」と諦めてしまう人も多い。まして、ドクターや受付で少しでも嫌そうな態度をとられたら、もう無理って気持ちになってしまいますよね。

 

相談者の希望にそった病院を提案、手配を行う
ティーペックのセカンドオピニオン手配サービス

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花木:藤森さんのお話を伺って、私は恵まれていたなと思います。

がんの診断を受けた時に「せっかくティーペックで働いているのだから、自社のサービスを活用してみよう」とセカンドオピニオン手配サービスを利用しました。こういう会社に所属している身としてはお恥ずかしい話なのですが、いざ当事者になってみると、どうやって手続きすればいいのかなど不安なところが多々ありました。

最初に気になったのは「主治医の機嫌を損ねないか」ということです。ヘルスカウンセラーにたずねたところ「私は先生に治療をお願いしたいと思っているのですが、親族から一度セカンドオピニオンをとったほうがいいのではと言われていて……」と切り出すと話が円滑に進むとアドバイスしてもらいました。

 

遠藤:セカンドオピニオン手配サービスは電話口でヘルスカウンセラーが対応します。まず相談者さんの気持ちを伺いながら、一緒に状況の整理をします。セカンドオピニオンを希望する場合、相談者さんの状況に合った病院をいくつか提案します。

その後、病院によっては、こちらで手配をして、事前にその病院に対し、相談者さんの既往歴や病状、セカンドオピニオンを聞きたいと思った経緯などを書面で送付。相談者さんには、必要な書類などの準備、手順などを改めてお伝えするといった流れです。

 

花木:私の病気はあまり患者数の多いがんではないので、症例数のある病院を手配してもらいました。ティーペックには全国の実績のある医師が所属する医療機関ネットワークがあるので、安心してセカンドオピニオンを受けることができました。

実は私、その後、サードオピニオンを受けようと自分で手配してみたのですが、もう本当に大変で。平日に自分で病院に電話して、情報が一つでも欠けていたら「また準備できてから、ご連絡してください」と仮予約すら入れられない。ティーペックのセカンドオピニオン手配サービスの素晴らしさを実感しました。加入している保険の付帯サービスなどで利用できる方はぜひこのサービスを活用していただきたいですね。

 

藤森:私、実はティーペックのセカンドオピニオン手配サービスの対象者だったんです。保険に加入した時にたぶん説明は受けたはずだったのですが、覚えていなくて…。悔やんでも悔やみきれません。

 

花木:セカンドオピニオン手配サービスを受ける中で、個人的には、ヘルスカウンセラーに自分のことを伝えて、理解してもらえたことが一番大きかったですね。診断後は気持ちが追いついていかなくて、家族の他にも悩みを聞いてくれる場所がほしかった。話をしているうちに気持ちが落ち着き、頭が整理されて「セカンドオピニオンでは、こういうことを聞いてみよう」と思いつくようになりました。ドクターに話を伺える時間は限られているので、自分で手配するとしても、聞きたいことを準備しておくことはとても大事だと思います。

 

電話によるセカンドオピニオンも
患者さんと病院をよりよい形でつなぐ

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――――― 患者さんの中には、セカンドオピニオンの言葉は知っていても、内容を正しく理解していない人も多いと聞きますが。

遠藤:そうかもしれませんね。セカンドオピニオンは主治医とは別の医師の意見を聞くことですが、転院と混同されている人も多いですし、いきなり病院に電話して「すぐに手術してください」とおっしゃる方もいて、まず「セカンドオピニオンとは何なのか」というところから説明をしないといけないこともあります。

ティーペックのセカンドオピニオン手配サービスでは、相談者さんにセカンドオピニオンとはどういうものかをきちんとお伝えするのはもちろん、ドクターに聞きたいことをしっかり聞けるように相談者さんの想いを察しながら、要点を整理します。

また、病院に対してはドクターの負担を軽減するための書類をしっかり準備します。病院からは「ティーペックに紹介された患者さんは、質問内容が明確なので時間内で有意義なコンサルティングができます」という言葉をいただくことがあります。

 

花木:確かに。セカンドオピニオンを受けに行った時に、きちんとドクターと話ができるように、ヘルスリテラシーを上げてもらえたので、本当に助かりました。

 

遠藤:基本、セカンドオピニオンは面談で行われますが、遠くにしか病院がない、または体調やスケジュールなどの理由から足を運ぶことが難しい人のために「電話によるセカンドオピニオン」も手配しています。乳腺外科、婦人科、泌尿器科など対応ができます。他にも対応できる科もありますので、まずはお電話ください。

 

藤森:大都市以外にお住まいの方から、「セカンドオピニオンを受けに行くのに何時間もかかるので諦めた」という話も伺うので、これはうれしいサービスだと思います。

 

遠藤:ティーペックでは、全国の医師との信頼関係が重要と考えており、その構築・維持にも力を入れています。よりよいサービスを提供するために、日々取り組んでいますので、安心してご利用いただければと思います。
 

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<ティーペックのサービスってどうやって利用できるの?>

ティーペックのセカンドオピニオン手配サービスは、生命保険や健康保険組合などの「付帯サービス」です。
加入時に受け取った利用案内または加入先WEBページで確認できます。

「付帯サービス」とは、生命保険等のメインの保障と別に、加入者が無料もしくは割安な料金で利用できる補助的なサービスです。サービス内容・詳細は提供している保険会社により異なります。

花木さんが利用したセカンドオピニオン手配サービスのほかに24時間電話健康相談サービス(年中無休、しかも、看護師などの医療スタッフに相談できる!)など病気になったときに頼れるサービスがあります。

とても心強いサービスなので、ぜひ、自身が利用できる「付帯サービス」を確認してみてください!

 

 

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